株式会社キャメルテクノロジー(東京都世田谷区)は2025年12月8日、AIが24時間365日自動で電話問い合わせに応答するシステム「Camel AutoCall」の提供を始めました。初期費用は5万円から、月額料金は2万円で、通話時間に応じて従量課金が発生します。
Camel AutoCallは、音声認識とFAQ検索、生成AIを組み合わせた電話応答システムです。問い合わせ内容をAIが理解し、登録済みFAQから最適な回答を読み上げるほか、複数のFAQを統合した自然な文章を生成して案内できます。夜間・休日や繁忙時間帯の着信にも自動で対応し、一次受電の多くをAIが担うことで、オペレーターの負荷軽減と応対品質の平準化を狙います。
特徴として、業務システム「kintone(キントーン)」上でFAQを一元管理し、社内向け「Camel AgentFAQ」や利用者向け「Camel PublicFAQ」と共有できる点があります。これにより、FAQ整備コストの削減や、電話・Webなど複数チャネルでの回答内容の統一がしやすくなるとしています。導入はFAQデータと案内文の準備、ヒアリングシートの記入、電話転送設定などで、最短1〜2週間としています。
今後は、通話内容の自動要約機能や、業種ごとの専門用語に対応する音声認識辞書、業務ナレッジからの自動FAQ生成機能などのアップデートを予定しており、自治体やBPO事業者を中心に、コールセンターの自動化ニーズをどこまで取り込めるかが焦点となります。
【サービス情報】
サービス名 Camel AutoCall
提供開始日 2025年12月8日
料金 初期費用5万円〜/月額2万円+従量課金
問い合わせ先 info@cameltech.jp
公式サイト https://www.cameltech.jp/
source: PR TIMES
